セラピードッグ活動の概要

セラピードッグと介護施設を訪問し入居者の方々とレクリエーションを楽しんだり、また施設に常時滞在し日常的に触れ合あっていただく機会を設けたりと、その施設にあったセラピードッグ活動を行っています。

特徴1:盲導犬訓練を受けた子たちがセラピードッグとして活躍している

私たちと一緒に活動してくれているセラピードッグは、盲導犬訓練を受けた子たちです。
盲導犬として一通りの訓練を受けているため、人と生活する上で必要な社会性(排せつなどのしつけ)があり、人に非常に慣れています。
 
盲導犬(人を安全に誘導する)としては、適正がなくとも、その個性(人が好きで優しくおとなしい性格など)から介護施設で人を癒すお仕事(セラピードッグ)として活躍できると判断された子たちが新たな道の選択肢として、セラピードッグとなり一緒に活躍してくれています。

特徴2:セラピードッグが訪問するだけではなく、常駐滞在できる

介護施設をセラピードッグが訪問するだけではなく、常駐するかたちで取り入れている施設もあります。
 
レクレーションだけではなく、日常生活をともにすることでセラピードッグと一緒に散歩に行ったり、食事やおやつをあげたり、とより身近に感じ、ふれあう機会も増えます。

また、感染症などに配慮するため、経験を培ってきた専属のドッグトレーナーをセラピードッグにつけて、犬の管理体制を整え、衛生管理を徹底しています。

  • 狂犬病や各種ワクチンはもちろんのこと、動物病院にて定期健診を必ず受けている
  • 定期的にシャンプーをし、施設内では犬に負担がない服を着せるなど、抜け毛への配慮も欠かさず行っている
  • 専門の訓練士がセラピードッグを管理することで犬のストレス過多にならないように心がけている

ご提案プログラム例

1. セラピードッグ訪問型~60分間のプログラム(流れ)

時間 内容(★…利用者の方が参加する)
0:20 ◆セラピードッグとスタッフの自己紹介・全体挨拶
★利用者の方々へ個別にセラピードッグと一緒にご挨拶(ふれあい)
0:40 ◆セラピードッグの芸を披露(スタッフがコマンドを言う)
★セラピードッグの芸にチャレンジ!(利用者の方がコマンドを言う)
0:60 ★セラピードッグとのふれあい
★質問タイム
★セラピードッグと施設のお仲間全員で記念撮影
◆セラピードッグとスタッフからのご挨拶

 
※プログラムに必要な備品は、椅子(参加する利用者の方分)をご用意いただいています
 

2. セラピードッグ滞在型~1日のプログラム(流れ)

時間 内容(★…利用者の方が参加する)
午前 ◆セラピードッグとスタッフ(訓練士)出勤
★利用者の方や施設スタッフへご挨拶
★利用者の方とのレクレーション
…利用者の方にセラピードッグに指示を出してもらい芸をさせてふれあいを楽しむ)
昼食 ★利用者の方は昼食をとる際に、セラピードッグも同席し一緒におやつタイム
…セラピードッグへ利用者の方からおやつを与えてもらう※おやつは訓練士の管理のもと用意したものに限る
午後 ★セラピードッグとのふれあいやお散歩タイム
◆セラピードッグとスタッフ(訓練士)退勤

 
※ 上記プログラムでは、セラピードッグとスタッフ(担当ハンドラー)の勤務時間は1日10:00~16:00を目安とする
※ セラピードッグの管理(排せつや休憩、食事、ブラッシングやシャンプーなど)は、担当ハンドラーの管理・指示のもと行う

セラピードッグ導入の効果

入職応募者増加=職員の採用効果UP

  • A社(関東) 求人誌1社掲載(2週間)
    ※申込多数  約50名
  • B社(関西) 求人誌2社掲載(1週間)
    ※申込多数 看護師4名介護福祉士3名 ヘルパー5名

▼ 志望理由

  • 動物(犬)がいる職場環境に惹かれた
    (20代看護師女性)
  • 犬が大好きで癒されながら仕事がしたい
    (40代介護福祉士女性)

社内のコミュニケーション向上

セラピードッグがいること、またはくることで、スタッフ間のコミュニケーションも格段に向上、スタッフの心の癒しにもなり離職率も下がっています。

社内雰囲気の改善

セラピードッグとのふれあいや日ごろのお世話を通して、犬の話題で利用者の方とスタッフの会話や利用者同士の会話が増え、施設全体も明るくなった。

施設利用者・導入施設からのお声

施設利用者から

セラピードッグがきてくれるのをいつも楽しみにしています。私は以前に犬を飼っていてとにかく犬が大好きです。犬にふれると飼っていた犬を思い出します。また趣味である絵描きでセラピードッグを描くのがいつも楽しみです。
80代女性より

導入施設の職員から

普段から介護拒否をしがちだった高齢者が、「犬が来るから」という一言で、進んで入浴やひげそりなどを受け入れるようになったり、ある人はセラピードッグが来ると自ら起きてベッドに座るようになったり。
挨拶や食事、日常生活への意欲が増すなど、ADL(日常生活動作)向上への効果は確かです。
また、ドッグセラピーの導入で高齢者の通院回数が減ってもいます。
介護施設センター長より

セラピードッグ紹介

キープ 4歳 ♀


盲導犬訓練歴 10か月

オリジン 4歳 ♀


盲導犬訓練歴 6か月

ダイスケ 4歳 ♂


盲導犬訓練歴 9か月

ハート 4歳 ♂


盲導犬訓練歴 6か月

ハニー 4歳 ♀


盲導犬訓練歴 6か月

セラピードッグの導入・活動実績

導入施設

  • デイサービス ワンケア様(千葉県松戸市) 活動実績犬:ハニー2歳(常勤)
  • アイリーデイサービス 様(兵庫県伊丹市) 活動実績犬:ハート2歳(常勤)

訪問施設(定期開催)

  • SOMPOケア様
  • グレースメイト様
  • 小寺医療福祉センター華蔵寺里様
  • デイサービスありがたい池袋様

メディア掲載

サンケイ新聞、神戸新聞

神奈川新聞、大阪新聞

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